最近、こんな相談をされました。
「すぐ焦って失敗してしまうのを直したい」とのこと。
アルバイト中によくミスをするそうで、
上司から「お前はとにかく焦らなければいいんだよ」といわれ、どうすれば焦らないのかを聞いてきました。
当たり前のことですがミスは誰でもするし、ミスをして焦ってしまうのも普通のことです。でもやっぱりミスは減らしたいですよね。
そういう人は、とにかく事前にやることを明確にしてみるといいと思います。
やることだけ明確にしてみる
ぼくは逆に「落ち着いてるね」と言われることが多くて、普段からあまり焦らないタイプの人間です。(それが悪く働くことも多々あります)
そんなぼくが意識しているのは、とにかくやることを明確にしてしまうこと。
まず、焦るのはどんな時か?
と考えたら、普段と違うイレギュラーな状況のときだと思います。
接客のアルバイトに置き換えるなら、急にお客さんが増えた、不良品があった、作業ミスなどなど。
そんな時に「とにかくこれさえすればいい」という最低限必要なことが分かっていれば、あせりにくいですよね?
そこで混乱すると焦って失敗するので、
そうやって「なにをすればいいか分からない」という状態にならなくすればいいんです。
自分が何をすればいいのかシンプルに整理ができていれば、ちょっとくらい普段と違っても焦りにくくなるはずです。
ちょっと話はそれますが、
常に、なんだか忙しそうな人って周りにいませんか?必要以上に。
いろいろと背景はあると思いますが、そういう人は優先順位をつけれていないんだと思うんです。
だから必要ないところに時間をかけてしまって、ますます整理がつかなくなる。時間配分もめちゃくちゃ。
やることの整理の仕方はいくらでもあって、まずは一日のスケジュールでtodoリストを作ってみるでもいいでしょう。堅苦しくならなくても「これだけはやろう」ということを決めてみてください。
それでも失敗したら
なるべく焦らないようにしても、失敗することはあります。
誰にでも失敗はするもんなので。
そういう時は、自分を客観的に見てみるといいと思います。
失敗してしまった以上は現実を受け止めるしかないので、
失敗した後どうすればプラスの方向に働くか考えればいいんです。
失敗して、その後どうするか
例えば、飲食店のアルバイトで食器を割ってしまったとします。そんな状況で、あなたはどんな感情になりますか?
極端な言い方をすれば、あなたがどれほど悲しい気持ちになろうが落ち込もうが、周りの人からすればどうでもいいんです。
「あーわたし失敗した失敗失敗…」という感じでどんどん周りが見えなくなるのは最悪。
失敗した以上は仕方がない。じゃあ、自分はどうすればいいだろう?
そう考えて、失敗したくらいで落ち込まずに顏を上げて、しっかりと反省点だけはあげてしまえばいいんです。
自分を客観的に見て、こういう時こそ元気を出そうとか、初心に帰ってみようと考えればいいと思います。
準備としてやることを明確にして、それでも失敗しちゃったときは焦らず自分を客観的に見てみる。
そう心掛けてみればいいんじゃないでしょうか。