タビイク企画、タイプランに参加した森田久真です。
僕は大学の夏休みを利用して15日間の海外旅に出て、初めの6日間はタビイクの企画に参加。その後は一人でタイ、カンボジア、ベトナムを回りました。
海外と一人旅への憧れからタビイクの参加を決めて、実際に旅を経験するとたくさんの学びがありました。
このページを見てくれているなら、あなたはタビイクへの参加を考えていたり、ちょっとでもタビイクに興味がある方だと思います。
そこで今回は実際に参加した僕が
- 参加した理由
- タビイク全体の流れ
- 必要な費用
- 注意してほしいこと
この4つを中心に体験談をまとめたので、ぜひご参考にしてみてください。
- タビイクとは
- タビイクに参加を決めた3つの理由
- いざ出発!参加者目線でタビイクを解説(タイ企画ver)
- タビイクはこんな人におすすめ
- 逆におすすめしない人
- タビイクで実際に使った費用(6日間)
- タビイクに持参したいおすすめアイテム
- 参加するうえで注意してほしい2つのこと
- 個人的にタビイクを振り返る
タビイクとは
ツイッターやフェイスブックでタビイクを知る方も多いですよね。現時点では何となく面白そうで興味がある、という方が多いかもしれません。
そもそもどのようなコンセプトの企画なのかは、以下の説明にあるので読んでみてください。
.『タビイク』は旅人育成会社Backpackers productionが運営する”1人旅ができる人を増やすこと”を目的とした旅企画です。旅がしたいけれど、不安で一歩が踏み出せない人達の支援をしております。主に、旅初心者の方々向けに出発前及び現地でのサポートを中心に行っております。帰国後もそれまで開催された全出発日のメンバーでの同窓会等を開催し、新たな出会いの創出機会の提供を行うなど、いつまでも出会いが繋がり続ける企画です。旅前、旅中、旅後までトータルサポートを行っております。
www.tabiiku.net
タビイクに参加を決めた3つの理由
タビイクは旅人を育成する目的の企画なので、僕みたいに海外への不安や迷いのある旅初心者の方もいると思います。
そこで一歩踏み出すための「きっかけ」としてタビイクはとてもいい企画だと感じました。
僕が参加した理由は、タビイク出発前の記事にまとめているので載せておきます。
1.海外での不安
見ず知らずな場所で言葉も分からない国では、はじめは不安に感じるのが普通ですよね。
宿はどうするのか。移動はどうするのか。もう考えることがたくさんあって、どうしても一人では不安です。
タビイクはみんなで集合し、3人旅、2人旅と少しずつ慣れていく流れなので、それだけで不安は軽くなると思います。
2.グループ旅、島旅が超楽しそう
旅好きの仲間と3人旅や2人旅をした後は、2泊3日の島旅もできます。島に行ってみんな遊ぶのなんか、めちゃくちゃ楽しいじゃないですか!
3.初めに経験豊富な人から習うことが大切
何事もはじめは経験者からしっかり学ぶことが大切です。もちろん引率の人に頼りきりではダメでしょう。受け身にならないように心がければいいですよね。
特に、旅の場合は少しのアドバイスで大幅にお金を節約できたりするので、基本の大切なポイントを教われるのは助かります。
この記事ではタビイク出発までの流れもまとめているので、詳しくはコチラの記事をどうぞ!↓↓↓
いざ出発!参加者目線でタビイクを解説(タイ企画ver)
タビイク公式サイトの方にも流れの説明はありますが、せっかくなので参加した僕が具体的な流れを解説します!
※同じ参加者の方は少し写真使ってますm(__)mごめんね!
1日目(集合日)
この日は空港に着いた人から集合場所に集まります。集合時間が翌朝の3時までなので到着時間もみんなばらばら。
なので早めについた人は空港の外を散策して過ごすなりしていました。
そして、この日は空港泊です!
空港内は冷房が寒いほどに効いているので、なにか羽織るものを持参するのが吉。ちなみに僕は防災用のアルミシートを持参しました。笑
2日目
2日目は朝から行動。とにかく長い一日になります!
行程①みんなでカオサンロードを目指す
旅人の育成が目的なので、すべてを引率が指示してくれるわけではありません。引率はあくまでアドバイザーという感じでした。
ここでは「タクシーは使わない」「ネットも使わない」というルールを引率から告げられ、みんなで地図を見たり、道行く人に尋ねががらカオサンロードを目指します。
ちなみにカオサンロードとは、バックパッカーに人気なバンコクにある安宿街のこと。
時間はたっぷりあるので必ずしも最短ルートで行く必要はありません。今回も「ボートで移動したい」という意見を採用して少し遠回りでカオサンロードを目指しました。
電車とボートを乗り継ぎ、最後は歩いて向かいます。
そして、出発から約2時間ほどでカオサンロードに到着!
ネットも無し。現地の人に尋ねながらみんなで相談。。やっとカオサンロードにたどり着いた時は感動したのを覚えています。
メンバー皆が初対面同士ですが、こうして旅をしているとあっという間に打ち解けていました。
行程②宿探し
昼食をとり一休みすると、次は宿探しです。
「制限時間は30分」というルールで、安く条件のいい宿を歩き回って探し当てます。
僕の場合は、最低限の清潔さとWi-Fiが整っていればOKという条件で探して、250バーツ(約750円)でこの日の宿をとりました。宿探しは案外簡単。
行程③3人旅
午後からはいよいよ3人旅で、くじ引きでメンバーを決めて出発します。
完全にフリーなのでグループごとに行先もばらばら。僕のグループは王宮に行ったり川でボートに乗ったり公園で遊んだりと、自由すぎるくらいぶらぶらしてました。笑
トゥクトゥクに乗って記念撮影。
バンコク中心部にある王宮。
あちこちで食べ物が売っているので、つい食べ歩きしちゃいます。
行程④夕食&旅の報告
カオサンロードには食事できる場所がたくさんあります。夕食を食べながらグループごとに旅の内容を振り返り共有しました。
3日目
3日目は一日中2人旅です。今回もくじ引きでペアを決めて、2人である程度行き先が決まれば出発という流れ。もちろん完全にノープランもありです。笑
道を尋ねた現地の人と。
タイでは最大規模の「ダムヌンサドゥアック水上マーケット」。
リクライニングブッダで有名な「ワット・ポー」。
2人旅ではさらに自由度が増します。僕らのペアは寺院が好きだったので、ここワット・ポーには1時間半くらいいました。
2人旅まで終えるとだいぶ旅に慣れてきた感覚があります。
4・5・6日目
ここからは2泊3日の島旅です。
今回行ったのはバンコクから少し離れたサメット島。バスで3時間ほど移動し、そこから20分ほど船に乗りました。
波に揺られながら船で移動。風邪が気持ちよかった!
到着して砂浜へ。すごく綺麗な海です!
島旅2日目は一日中遊びました。ゆっくりした時間の流れが最高でしたね。
シェイクやスムージーは日本よりもずっと安いので、たくさん飲みました。
島で有名な夕日鑑賞スポット。
夜は浜辺で夕食をとります。時間が合えば迫力満点のファイヤーショーも見れちゃえますよ!
夕食後の時間も旅の話、将来の話だったりいろんなことをみんなで話して、笑いあり感動ありの時間を過ごせました。
僕は割と人見知りなタイプですが、タビイクでは初対面で知り合ったのにメンバー皆と仲良くなれて、正直自分でも驚きました。
最終日の6日目はサメット島から再びバンコクに戻り、カオサンロードにて解散という流れ。
仲間との別れは惜しいですが、ここからが旅の本番。
一人旅の始まりです。
タビイクはこんな人におすすめ
- 一人旅に憧れている
短期間でも、一度旅に出ちゃえばいいと思います。「鉄は熱いうちに打て」です。そのきっかけとしてタビイクはおすすめです。
- 旅に出たいけど準備や旅先での不安がある
保険や航空券など、事前にも必要な情報を教えてもらえるので安心できます。タビイクで旅のハードルを下げて、一歩踏み出しちゃいましょう。
サポート内容はこちらの記事にまとめておきました!
- 賢く旅する方法を知りたい
移動や宿泊はできるだけコストを抑えたいですよね。旅中に引率がアドバイスしてくれます。初めての旅でこれを教えてもらえるのはすごく助かります。
- 旅をしたいけど親に反対されてしまう
そういう人こそおすすめです。なぜならタビイクでは複数人の行動で、引率のサポートもあるからです。タビイクの内容を親に理解してもらえれば心配も和らぐはず。
- 海外旅行にはいくけど、一人旅は初めて
3人旅→2人旅→1人旅という流れなので、じょじょに旅に慣れることができます。
- 旅仲間を作りたい
どの出発日でも10人程度はメンバーがいます。そして、同窓会などタビイク後のイベントでさらにたくさんの旅人と繋がれるのも良いですね。
逆におすすめしない人
・すでにたくさんの国を一人旅している
・複数人の行動が嫌いで、全部一人でやりたい
・リッチな旅がしたい
・そもそも海外に興味がない
タビイクで実際に使った費用(6日間)
・タビイク参加費 25.000円
通常価格は3万5千円ですが、早期申し込み割引で1万円引きにできました。他にも割引があるみたいなのでチェックしてみてください。
・飛行機代 55.000円
行き便は3万円、帰り便は2万5千円でとれました。往復便でとる場合はもっと安く済みます。
・宿泊費5泊 4.000円(初日は空港泊なのでカウントしない)
ゲストハウスで、だいたい一泊750円くらい
・観光費 10.000円
思ったよりも高くついた。どれだけ観光するかによる
・移動費 9.000円
トゥクトゥク、バイクタクシー、バス、ボート、船
・食費 5.000円
安い。1日1000円以内には収まります
・買い物+雑費 7.000円
お土産や自分用のシャツを購入。タイではマッサージも受けました。
・合計115.000円
それなりに観光して、僕の場合はこの金額でした。飛行機代、観光費、食費などは人によってはもっと低めだと思います。
タビイクに持参したいおすすめアイテム
旅初心者だった当時はこんなものがある事さえ知らなかったのですが、海外行くなら絶対におすすめなアイテムを紹介します。
基本的に日本の銀行カードやクレジットカードでは海外で現金を下ろせないので、お金の両替が非常~~に面倒で不安材料になります。これはタイで思い知りました。
そもそも両替所を探すのが大変ですし、中にはぼったくりの両替所も普通にあるんですよ。そして両替するまで日本円の現金を持ち歩くのもちょっと危ない。
タビイクに行く際は、そんな悩みを一瞬で解決してくれるキャッシュパスポートというカードが便利です。
日本円で事前に入金しておけばマスターカードのマークのあるATMで現地通貨を下せて、
- 両替所を探して並ばなくて済む
- 現金を持ち歩かなくていいので安全
- マスターカード対応店であればプリペイドカードとして利用可能
という便利ものです。タイのバンコク中心部にもマスターカードのATMがあるので問題なし。ぜひ日本にいる出国前にお金の準備をしておきましょう。
参加するうえで注意してほしい2つのこと
①積極的に話して仲良くなる
②人に頼り過ぎず、自分の成長を意識する
はい。シンプルにこの2つです。
旅仲間としてせっかく出会ったタビイクのメンバー。積極的に話していけば絶対に仲良くなれるし楽しく過ごせます。タビイクをどれだけ楽しいものにするかも、自分次第です。
また、引率や他のメンバーと行動するのでいくらでも人に頼ることは可能。ですが、本来の目的は「旅のスキルを高めること」なはず(じゃない方もいるかもですが!)。メンバーと協力して話し合いながら学ぶ意識を持って参加できれば、旅のスキルを最大限吸収できると思います。
個人的にタビイクを振り返る
海外経験は一切ない僕でしたが、タビイクはじょじょに慣れていく仕組みになっているので、ほとんど戸惑うことなく過ごせました。
事前の準備の面では、早いうちにしておいた方が良い事項を伝えてくれたので、つい準備が遅くなりがちな僕には助かりました。あのまま準備を後回しにしていたらどうなっていたことか。。
僕は大学の長期休みに海外へ行こうと思った時、タビイクに参加するか初めから一人で行くか正直迷いました。
この記事でも散々書いてますが、参加してみるとすごく自分のためになったのと、タビイクで初めて知り合った仲間と楽しく過ごせたのはいい思い出。お金出して参加してよかったです。
海外旅に行く前は、なんとなくハードルの高いイメージがありましたが、実際に行くといい意味で「こんなもんか」という感覚があって、
これからも「海外に行きたければいけばいい」と気軽に考えられるようになりました。(2016年9月参加)
※2017年追記
タビイクで海外への障壁をぶち壊せた僕は、大学を休学して現在カナダでWebデベロッパーとして働いています。
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