今日はつい先日の出来事を紹介しようと思う。
『泊めてほしい。』
そう言って僕の住む大学寮に、ある男が訪れてきた。
あのー。泊めてもらいたいんですが。。
え、あ、うちの寮にですか!?
はい、ウィキペディアにも「泊まれる」って書いあるので。
寮生活[編集]
高知大学南溟寮は常に旧制以来の伝統を受け継ぐ規律ある自由な自治寮である。毎日22時には役員による寮長会議が開かれ、22時15分頃全寮生に会議の内容が伝達される。
ーー中略ーー
図書室の隣に、主として寮生の父兄が利用するための宿泊室があるが、他校の人間でも学生であるならば一泊700円で利用可能となっている。しかし現実にそこを利用する部外者はほぼおらず、実際にはインフルエンザなどの病気にかかった寮生を隔離するための部屋となっている。
本当に書いてある。。
話を聞くと徳島の大学に通う学生さんで(仮名:ワクワクさん)、どうやらお遍路の最中で宿を探していたらしい。
寮に宿泊室はあるけど、誰も使わないので長年の間放置されていたニオイがぷんぷんする部屋。大丈夫だろうか。。と心配したものの、それでも喜んでもらえたので宿泊室を使ってもらうことにした。
お遍路さんといろいろ話してみた
みなさん「お遍路」ってどんなことするか知っていますか?
今回のお話を聞くまでは、僕もよく知りませんでした。
それでも四国と言えば「お遍路」というイメージが前々からあって気になっていたので、今回はお遍路についていろいろ聞いてみました。
お遍路ってどんなことをするの?
すごく初歩的な質問ですが、お遍路ってどんなことをするんですか?
細かくはいろいろありますが、基本的には88か所のお寺を納経帳にハンコを押してもらいながら回ることです。
なるほど!納経帳ですか!!
他にもローソクや線香をお供えしたりもします。まぁ、僕は納経帳もローソクも持ってないいんですけどね。
(もってないんか~い!)割となんちゃってなんですね。笑
そうですね。ちゃんとしたお遍路をしている人に怒られちゃいそうです。笑
ハンコを押してもらうにもお金が必要だったり、何かとお金がかかるんですよ。 僕はどちらかというと旅を楽しみたい気持ちが大きいので、お遍路は形だけです。すでに33か所回ったので写真見せますね。
チョッパーが気になります!笑
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お遍路には「同行二人」という言葉があって、今回はチョッパーと二人旅なんです。
(※ちなみに「同行二人」とは、『弘法大師がそばで見守っているので、一人で旅をしてもひとりじゃないいよ』というのが本来の意味。)
「同行二人」ですか。なるほど!
なぜお遍路を?
なぜお遍路をやろうと思ったんですか?
確かに四国でしかできないことですね!僕もお遍路には興味があります。
実際にやってみてどうですか?
意外としんどいですね。テレビで見るとすごく楽しそうですが、実際にやると大変なことが多いです。
そうなんだ。
例えばどんなことですか?
雨が降ったときや、山道を歩くことですね。お遍路をするなら当たり前のことなんですが。。
あと、時間が遅くなって夜になるとすごく怖いです。
確かにこれは怖い!!!
おすすめの持ち物を3つ紹介
おすすめの持ち物って何かありますか?
ありますよ。3つ紹介しますね!
まずは白衣です。
これを着るだけでお遍路さんらしい見た目になるからです。四国には「接待」という文化があって、お遍路さんには優しくしてくれるんです。親切に話しかけてくれたり、お店でサービスしてもらえることもあるので、それも旅の楽しみになっています。
今回はチョッパーと二人旅なのでこれは外せません。
お遍路旅に出るときは何か相棒を連れて行くといいかもですね!!
- きっちりと形式にこだわる人と、そうでない人。
- 歩いて回る人と、車で回る人、バイクで回る人。
- 寺の番号順で回る人、番号の逆順で回る人。