北海道歴18年の森田久真です。
北海道へ旅行に行ったときに、道路標識の目的地遠いわ!なんて感じる人は少なくないでしょう。
と同時に、地名なんて読むかわかんねえよ!!と思う人も多いはず。
それもそのはず、北海道の地名はどれもアイヌ語が由来しているので、初見では絶対に読めないような難読地名が多数存在しています。
北海道に旅行に行く方も多いでしょうから、この機会にちょいと北海道に詳しくなっておきましょう!
あなたはいくつ分かるでしょうか?
はい!ではさっそく!
10位 大楽毛
「だいらくもう?!」
きっと頭にはてなが3つくらい浮かんだことでしょう。
正解は、「おたのしけ」
釧路市内の大楽毛という地域。由来はアイヌ語でオタ・ノシケ(砂浜の中央)という意味。
釧路市と言えばスピードスケートが盛んで、数々のオリンピック選手を排出しています。
9位 秩父別
「ちつちちべつ?」
正解は、「ちっぷべつ」
ちょっとオシャレな名前。
空知管内にある秩父別町。由来はアイヌ語でチクシベツ(通路のある川)という意味。
秩父別と言えば「ちっぷゆうゆ」という温泉がとても良いので、ご旅行の際にはおすすめです。
8位 厚岸
「あつきし?」
いやいや、
正解は、「あっけし」
釧路管内の厚岸町。由来はアイヌ語でアッケウシ(オヒョウの皮をはぐところ)という意味。
厚岸といえば牡蠣ですよ!!毎年10月に「あっけし牡蠣まつり」も開催しています。ぜひ厚岸のぷりぷりの牡蠣を食べてみてください。
7位 弟子屈
「でしくつ?」
初めはこう読む人が多いですが、
正解は、「てしかが」
釧路管内の弟子屈町。由来はアイヌ語でテシカカ(岩盤の上)の意味。
弟子屈は摩周湖や屈斜路湖といった湖が有名で、とくに摩周湖は『霧の摩周湖』(布施明)という曲ができるほど霧が深いことでも有名な人気スポットです。
6位 音威子府
「おんい〇✖△?」
北海道の中に「府」??
もはや、なんだこれーー!!と言いたくなる。
正解は、「おといねっぷ」
上川管内の音威子府村。由来はアイヌ語でオトイネプ(河口、土で汚れているもの)という意味。
音威子府は面積が日本一大きい北海道で最も小さく、最も人口の少ない自治体です。豪雪地帯で、スキー場の難易度も高いことで有名だとか。
5位 妹背牛
「いもうとせうし?」
これも初見では読めない。
正解は、「もせうし」
空知管内妹背牛町。由来はアイヌ語のモセウシイ(イラクサが繁茂している所)という意味。
北海道観光ではややマイナーな地域ですが、獅子舞の文化が継承されている魅力ある町です。
4位 増毛
「ぞうもう!?」
と読む人が多いけど違います。
正解は、「ましけ」
留萌管内の増毛町。由来はアイヌ語でマシュキニ(カモメの多い所)という意味。
日本海に面した北海道らしい海産物が豊富な町で、フルーツの栽培も盛んな町です。食を楽しみたい方や、薄毛の方もぜひぜひ。
それではベスト3です!
3位 長万部
「ながまんぶ?」
正解は、「おしゃまんべ」
読みずれーー!!
渡島管内の長万部町。由来はアイヌ語でオシャマンベ(ヒラメのいる所)という意味。
道南で海、川、山がそろった遊ぶのにもってこいな町です。
2位 倶知安
「くちあん!?」
正解は、「くっちゃん」
後志管内の倶知安町。由来はアイヌ語でクッシャニ(くだの流れ出るところ)という意味。
ニセコ連峰があり、積雪量の多さと雪質の良さから「ニセコ グラン・ヒラフ」などの有名なスキー場があります。写真にもある羊蹄山も人気の観光スポット。パウダースノーが楽しめます!!
1位 占冠
「しめかんむり??」
「せんかん?」
正解は、「しむかっぷ」
いやー、読めませんよこれは。
上川管内の占冠村。由来はアイヌ語でシムカプ(鵡川の本流)という意味。
北海道のほぼ中央に位置していて、四方が山に囲まれています。森林面積は脅威の94%で、アオサギやエゾリス、キタキツネなどたくさんの動物がいます。
トマム地域にはトマムリゾートもあり、観光も楽しめる魅力ある村ですね。
以上、18年住んだ僕が選ぶ北海道の難読地名TOP10でした!
さて、いくつ正解できたでしょうか。全国でも難読地名が多い北海道。どこもアイヌ語由来でなんとも読みずらい地名が多かったと思います。
でも、紹介した通り読みずらいだけはありません。どこも魅力的な地域ばかりなので、みなさんぜひ足を運んでみてください!