文系国立が廃止されていく!?
”学問的に学ぶ必要がない” ”文系国立は早く消えてくれ”
世間ではそんな言葉もとびかっいるようだ。
いやいや、待ってくれ、いま文系国立にいる人はどうすればいいんだよ。文系国立を目指しているたくさんの高校生はどうすればいいんだよ。そしてなによりぼく自身が文系国立に在籍している身である。
社会から必要とされていない?・・・確かにそうなのか。
振り返ってみれば、学問が必要とされていないどころかぼくは入学して以来、楽してばかりで努力することもなく過ごしているし、そういう学生が多いというのも指摘されている理由なのかもしれない。
なぜぼくがこんなことを考えるようになったのかというと、今年の春に自分の在籍する学部の編成が大きく変わったからだ。大雑把に言うと、学部の中にあった学科が廃止されて一つの学部のみにまとめられた感じ。(雑)
逆に、よりローカルに特化した地域開発系の学部が新設されたりして、教授もどんどん流れていってる。やっぱり文系国立は縮小されていくの?という疑問も抱かざるをえない。
国立大学は文科省から指導を受けているみたいだけど、正確には人文社会学系の学部や大学院に、廃止や社会適用性の高い分野への転換を求めているらしい。
といことはですよ。ということは、現在の文系学部の学生のみなさんは、社会であまり必要とされないことばかりを学んでいるんですよ。ぼくも含めて。国立文系は早く消えてくれとかめちゃくちゃ叩かれてたけど、批判の対象はまさにぼくらということ。
もちろん大学という所は学問を探究することが趣旨であるから、社会に出て役に立つかといことばかりを気にするのは良くないと思う。でも、それでも社会から需要の少ないことばかりやっている学部の環境で、まわりと同じことだけをやり続けてしまってはダメでしょう。自分の強みを身に着けてきた人よりも、どうしても魅力が劣ってしまいますから。
だから、少しでも周りと違うことをして行動を起こしてはどうだろうか。
行動を起こすのは最初はけっこう難しく感じる。みんながしてないことだと余計に抵抗があるし、まわりの目だって気にしてしまうかもしれない。でも、そういう人こそ、一歩でも新しく行動してみるべじゃないかな。
とりあえず自分が興味のあることをしてみたらいいし、行動した先に見えてくるものが絶対に人それぞれあるから、それが自分の考えだったり面白味になっていくと思う。
別にどんな小さなことからでも良いと思う。ぼくがしてみたのはヒッチハイクやブログで、やっぱりやる前は不安があったけど実際はぜんぜん難しくなかった。そして、なにより行動を起こせば新しい人のつながりができるから、それによって刺激を受けて自分の世界だってどんどん広がっていく。
今まで自分が知っている世界でとどまるよりも、新しい世界を知ってどんどん自分の可能性を広げていく方が断然楽しいに決まっている。
それをできる近道が、何よりも新しい行動を起こしてみるってこと。
一応言っておくと、ぼくは文系の授業が社会に出てまったく役に立たないと思っているわけではありません。地味~な内容も多いけど、自分次第でいくらでも応用して役に立たせられるんじゃないかと思っています。
でも、新しい行動は起こしてみてくださいね。無理やり勧めるわけじゃないけどブログは本当おすすめ。日ごろ大学にいるとどうしても学生基準だけで過ごしてしまうけど、ブログはいろんな人と繋がれるからたくさんの社会で活躍している人やほかの大学の人ともと知り合えてすごく楽しい。
以上、きゅーまでした。
【 関連記事 】