元靴屋店員のきゅうまです。
ここ最近のスニーカーブームはまだまだ続きそうですね。
特に、今回紹介する「ハイテクシューズ」は、抜群の機能性がありながらもカジュアルな場面で履きこなせる便利なアイテムです。
ただ問題なのは、「いろんなシューズがありすぎて迷ってしまうこと」なんですよね。
この記事では、ハイテクシューズの具体的な特徴を紹介し、どのブランドがおすすめなのかお伝えしていきます。
メンズ、レディースともに実際に靴屋で売れ筋のモデルをまとめてみたので、ハイテクシューズ選びにぜひお役立てください!
- ハイテクスニーカーの具体的な特徴
- ハイテクスニーカーの分類と選び方
- おすすめブランド①:NIKE(ナイキ)
- おすすめブランド②:PUMA(プーマ)
- おすすめブランド③:Reebok(リーボック)
- おすすめブランド④:adidas(アディダス)
- おすすめブランド⑤:Newbalance(ニューバランス)
- おすすめブランド⑥:asics(アシックス)
- 実際に1年ハイテクスニーカーを履いた感想
ハイテクスニーカーの具体的な特徴
そもそもハイテクスニーカーって?
かなり基本的なことから説明すると、「スニーカー」は大きく2つのジャンルに分類されます。
その2つがこちら。
- 最新の技術を搭載した「ハイテクスニーカー」
- シンプルでカジュアルな「ローテクスニーカー」
一つは最新の技術を搭載したハイテクスニーカー。有名どころではナイキのエアマックスシリーズがあります。もう一つはシンプルでカジュアルなローテクスニーカー。コンバースのキャンバスオールスターなどが代表格です。
今回紹介するハイテクスニーカーは、その名の通りハイテクノロジーなシューズです。具体的には衝撃吸収性能、フィット感、通気性、軽量化において、企業が開発する最先端のテクノロジーを駆使しているのが特徴と言えます。
ハイテクスニーカーの分類と選び方
機能性とカジュアルなファッションの組み合わせで人気のハイテクスニーカーですが、実はその中でも2つの種類に分類されています。
- まず1つが、「過去のその当時ハイテクだったモデル」です。代表的なモデルとしては、ナイキのエアマックス90などが当てはまります。つまり、エアマックス90は1990年のナイキの最新技術が搭載されたモデル。「古いな!」と思うかもしれませんが、そのブランドイメージから人気なファッションアイテムとして確立しているので、20年以上もたった現在でも売れているんです。
エアマックス90などはネームバリューが強いので、コレクターにも根強い人気があります。現在ではファッション要素が強め。カジュアルなファッションとして取り入れるのをメインにしたい方は、「当時ハイテクだったモデル」がおすすめです。
- 2つ目が、「現在ハイテクなモデル」です。これは説明するまでもないかもしれませんが、2017年現在にメーカーが開発している最先端の技術を搭載しているモデルです。運動機能に特化したものからファッション要素が強いものまで様々ですが、最近はユニークなモデルも多くて面白いですね。
リーボックのポンプシリーズや、エアマックスの最新型など、「現在ハイテクなモデル」にも数多くのシューズがあります。現在ハイテクなモデルのはカジュアル向けからスポーツ向けまでありますが、とくにスポーツ向けの要素を重視したい方は、最新の技術が搭載されたタイプがおすすめです。
さて、ハイテクスニーカーの特徴や選び方を理解していただけたでしょうか?
それでは、いよいよおすすめなブランドと、実際に靴屋で売れ筋のモデルを紹介します。それぞれに特徴があるので、お気に入りの1足を選ぶのにお役立てください!
おすすめブランド①:NIKE(ナイキ)
エアマックス90(5880円~15000円)
90年代に大ヒットした代表格のモデル。ストリートファッションに合わせたデザインにより今でも名高い人気があります。
初代のエアマックス1よりもエアの容量が拡大され、クッション性が向上しています。
エアマックス95 (17000円~20000円)
エアマックス90と同じく、今でも高い人気のあるモデルです。エアの容量がさらに拡大されたのと、デザインも大きく変わりました。ハイテクスニーカーの火付け役とも言われており、発売当時は「エアマックス狩り」という盗難被害が多発するほどの人気でした。
エアマックス・フライニット(23000円)
ナイキの現在の最先端シューズがこのモデル。360℃Airソールユニットで衝吸性と軽量化、抜群の屈曲性が特徴です。アッパーのメッシュにもムレを防ぐ工夫がされ、ソールは体重の負荷を均一にするナイキ独自のワッフルソールを使用。ナイキの技術を駆使した、まさに至れり尽くせりの一足です。
おすすめブランド②:PUMA(プーマ)
PUMAディスクブレイズ(16200円)
プーマのハイテクシューズといえばディスクシリーズが人気です。フィット感が最大の特徴で、ヒモではなくワイヤーを巻き上げて締めるようになっています。
いかにもハイテクスニーカーらしい機能で注目され、ファッション要素も買われてい今でも人気が続いています。少し話はずれますが、 スノーボードのブーツもワイヤーで締めるタイプが多いですよね。伝わるでしょうか。。
おすすめブランド③:Reebok(リーボック)
インスタ・ポンプ・ヒューリー(18000円)
シュータンの部分のポンプを押すとシューズ全体に空気がいきわたり、スニーカーと足を密着させるのがポンプヒューリーの特徴です。いかにも近未来的で奇抜なデザインですが、それでも不思議と色んなファッションに合わせやすいと言われています。
ヒューリーライト(10000円)
ヒューリーライトはポンプヒューリーをもとにデザインされ進化したシューズです。特徴は軽量化とクッション性、耐久性に優れていること。ソール部分には3Dウルトラライトソールを使うことで軽量化と抜群のクッションを生み出しています。
アッパーの一部にメッシュを使い通気性もよく、走る、歩く動作の足への負担を軽減しています。カラーバリエーションも豊富なので、ファッションアイエムとしても高い人気があります。
おすすめブランド④:adidas(アディダス)
NMD(37800円)
シンプルで特徴的なデザインと、アディダス独自のブーストクッションにより抜群のクッション性を実現したのがNMDです。
おすすめブランド⑤:Newbalance(ニューバランス)
矯正靴やアーチサポートを作る会社からスタートしたニューバランスは、他のシューズブランドとは違った魅力から、ラルフローレンやスティーブ・ジョブズなどの著名人からも絶賛されてきました。
エンキャップ、Cキャップと言った独自のクッションで抜群の安定感を提供し、シリーズによって様々なフォルムがあります。
M576 (23000円~26000円)
500番台はトレイルランニング向けで、ややごついフォルムなのが特徴。アウトソールにはエンキャップが搭載され、ミッドソールはオフロードにも対応できるほどの頑丈なソールになっています。
CM574(10000円)
M574はM576の廉価版として登場し、10000円程度の手ごろな価格なことが特徴。スウェード素材で足に馴染みやすく、ニューバランス独自の「ENCAP」というクッションも搭載している優れもの。
ぼくも1年以上前から履きまくっている、おすすめのモデルです。
M990(15000円~20000円)
ニューバランスシリーズで絶大な人気のある900番台。ロードランニング向けで、特につま先付近がスリムなデザインになっているのが特徴です。
その中でも900は近未来的なデザインからハイテクスニーカーとしても人気なモデルです。
M996(13000円)
996はファッション性が高く、人気モデルだけに街中でも履いている人をよく見ると思います。 包み込むような履き心地を実現する「袋縫い製法」という特殊な製造方法が特徴です。
M1500(2400円~2800円)
ちょっとメカニックなフォルムが特徴です。ニューバランスに多いスウェード素材ではなく、アッパーには本革のレザーを使い、アウトソールはエンキャップクッションを搭載しています。よく見るニューバランスとは違った履き心地とハイテク感を楽しめるシューズです。
おすすめブランド⑥:asics(アシックス)
ゲルライトⅢ(8600円)
本格ランニングシューズとしての評価が高いアシックスですが、最近ではファッション向きのスニーカーも人気が出ています。
その代表格と言えるのがアシックスタイガーのゲルライトシリーズ。軽量化とクッション性を兼ね備えたハイテクシューズでありながら、シンプルで合わせやすいデザインなのが特徴です。履き心地と合わせやすさから、ハイテクスニーカーの本場と言われるアメリカでも高い人気があります。
ゲルライトV(10000円)
同じくゲルライトシリーズのゲルライトⅤ。カラーバリエーションも豊富なので、高い機能性だけでなく自分の好みに合ったデザインが見つかるはずです。
実際に1年ハイテクスニーカーを履いた感想
僕はリーボックのZポンプヒュージョンというモデルを1年以上履き続けています。
都市部を中心に人気が出たので見たことがある方も多いでしょう。側面にあるポンプをプッシュするとくるぶし周りにエアーが注入され、フィット感を調節することができるのが特徴。これなかなかすごいですよ。
- デザインがイケてる
- 楽に履けるシューズが欲しかった
- フィット感・クッション性が抜群
というのが理由で購入しましたが、実際に履いてもとにかく履き心地がよくて満足しています。
一つだけ少し後悔したのはカラーが派手すぎたことですね。デザインがかっこよくても、カジュアルなシーンで幅広く使うなら無難なカラーを選ぶのがベターです。
とはいえ履きやすいので、僕は通学やアルバイト、ランニングなどの普段使いで愛用しています。
というわけで、ハイテクスニーカーの説明からおすすめのモデル、実際に使用した感想までまでを書いてみました。
何といってもハイテクスニーカーの魅力は、高性能なうえにカジュアルなデザインで合わせやすいこと。1足あればかなり便利に使えるので、少しでも気になるモデルがあればおすすめですよ。
そうそう、僕の履いているZポンプフージョンについては別記事で詳しくレビューしているので参考までにどぞ。