いやー長い一日でした!
今日はなんとなんと総距離22km、11時間ものハイキングをしてきまして、達成感と疲労感でいっぱいです。絶景ずくしのカナディアンロッキー。今回は僕がひたすら山を歩いてきたので、
山麓の景色、花、岩、滝、山頂の絶景などの写真をお楽しみください!
いざ出発!河原をひたすら歩く
1週間前から計画していたので、僕も相棒も気分上々。相棒は新しいブーツとストックを購入したそうで今日を心待ちにしていたみたい。
そんな僕らが今回選んだのは、標高2700メートルのMt.Fable(フェーブル)という山。
幸い晴れた穏やかな天候でしたが、その分太陽の日差しが強いことつよいこと。標高が高いので、日焼け止めで紫外線対策もしておきました。
では出発!
キャンモアの街を8時半ごろ車で出発して、歩き始めたのはちょうど9時頃。きれいな小川が流れていて、その川沿いをずーーっと歩いていきます。
実はまだ、今回登るMt.Fableの姿すら見ることができていなかった僕ら。1時間ほど歩いたここにきてやっとその姿を捉えました。(僕の左後ろの山)
景色が変わってきた!ここから「緩やか登りモード」
2時間ほど 歩いた午前11時、川とおさらばして川沿いから離れるとだんだん見える景色が変わってきます。
いやー、ほんとロッキー山脈って岩ばかりですね。今回のハイキングで土の上を歩いた覚えがほとんどありません。
出発から3時間経過。だいぶくたばったので大きな岩の陰で一休み。
素晴らしく晴れたハイキング日和でしたが、強い日差しの中歩き続けるとやはりバテる。のどの渇きと空腹感を満たすために早めの昼休憩をとりました。
ちなみにバンフやカルガリー、エドモントンなどがあるここアルバータ州は一年を通して乾燥した気候が特徴で、暑くてもじめじめした湿気はありません。ここ2か月ほど住んだ感じ晴れの日も多く、この気候は嬉しい限りです...。
いよいよ近いぞ!ここから「激登りモード」
出発から3時間半、やっとMt.Fableの麓へ。いよいよです。スタート地点では見ることさえできなかった山に登るのです。
が、とてもとても急で僕の体力を根こそぎ奪いにかかってきました。
ぬぉぉぉぉぉぉおぉぉおぉおおおおお!!!!
不思議なことにこの斜面、岩のほとんどが粉々なんですよね。ストックでつつくと砕けるような、もろい石がほとんど。なんでだろう。
ともかくMt.Fableにたどり着いてからは斜面が急で、細々した石は砂浜を登るかのように進みずらかったので苦闘しました。
頂上付近に来た頃には出発から5時間半ほど経過。なかなか長い道のりでしたが、やっぱり頂上からの眺めは感動でしたね~。
< 山岳に咲くきれいなお花コーナー >
せっかくなので、僕が写真を撮りまくっていた山のお花をご紹介。標高の高い山でぽつんぽつんと咲いている花はどれも素敵でした。詳しくないので花の名は分からないのですが...すこし勉強してみようかな。
山頂から絶景を望む
ラストスパートも急斜面でしたが、石が大きめなので割と歩きやすい。
相棒が頑張って登っている写真。頑張るんだ相棒!
当然ながら疲労感はあるものの、2000メートルを超える山からの景色を眺めながら歩くのは気持ちがいい。
そしていよいよ、、、
頂上ついたーー!!
ーーーーーー!!
ガッツポーズ決めときました。
Mt.Fableは標高2700メートルで周りの山より高め。出発から河原を歩いた時間を含め6時間、15時に頂上へたどり着くことができました。その後は山頂で30分過ごし、4時間半かけて帰るという流れ。
いやしかし、長かったですねー。
カナダに来てから何度かこうしたハイキングに来ていますが、今回はロングアプローチでした。キャンプしながら3日4日かけるハイキングとかになるとまたレベルの違う大変さでしょうが、楽しそうなのでいつかやってみたい。
というわけで、帰り道も景色を楽しみながらひたすら歩いて、ときには休んで、また歩いて下山してきました。
今回の持ち物。速乾タオルにサングラス、帽子は必須アイテムです。
靴は完全防水のダナーライトというブーツ。カナダ渡航時に履いていく靴をかなり悩んだのですが、結局持ってきたのはこのダナーライトひとつのみ。
激しい山道を歩いても問題なく、いつも大活躍してくれて感謝。詳しく書いた記事があるので興味があればぜひどうぞ。
1年間カナダにいる予定ですが、こうして自然や現地の生活を楽しみながら、語学なり自分のやりたいことを学ぶのはとても楽しい。
もうしばらくしたら住む場所も変えながら、旅するような生活をしてみようかな、と思います!